Disce libens.

disce は「学ぶ」。 libens は「喜んで、快く、楽しく」。 もっと豊かなワタシをめざして「ディスケ、リベンス」。

これはすごい本だと思う。

2年程前、自宅近くに県下最大級の本屋さんが出来て以来、なにかと通ってい
るワタシ。


もともと本は大好きで、密林散歩(=Amazonさんね)も大好きです。

マニアックな本を見つけるのとか、便利ですもんねぇ。
でもやはり、本屋さん散歩は別物ですね。そこには出会いがある!と思います。

先日、ふらりと出かけて見つけた本がこちら。

 

ちつのトリセツ 劣化はとまる

ちつのトリセツ 劣化はとまる

 

うぉぉ?なにこのタイトル………と、思わず手にしてしまいました。
「ちつのトリセツ」

 

ひところのananの特集みたいな(今もあるのか?)
えっちで綺麗になりましょう的な本なのかしら。。。
と思いながらちょっと立ち読みしたところ

 

とーんでもなく、まじめに、女性の身体を考える本、だったのです。


諸外国では当然になっているデリケートゾーン周りのケアが、日本では全く
と言うほどなされていない。
 ↓
そのあたりの老化・劣化がすすんでいる。なんと20代の人も含めて!!
 ↓
それは色んな方面で不具合や不調を招く。
もちろん心の不調にも繋がる。
 ↓
これは20代から80代まで全ての女性に必要なこと

大きな病気を未然に防ぎ、改善することで
より元気で豊かで快適な毎日をすごしましょう。

ざっくりいうとそんな感じです。

 

そしてこれを書かれた方の、体当たりレポートな赤裸々体験談がすごい。

時に血を流しながらの色々… ここまでやるか? やっても書くか??
いや、ここまでの本音だからこそ、共感も深くなるというものです。

 

ワタクシも70年代初めの生まれ、立派な(?)アラフィフ。
どこがどう、というわけではない。という程度の不調は色んなところにございます。。。読んでいてドキッとさせられる記述も沢山ありました。

 

粘膜であるところが、加齢とともに、乾き、委縮していく……
あらゆる筋肉と同じく、衰え、柔軟さを失い、硬く縮こまっていく……

怖くない??


解決方法としておススメされているのが
アーユルヴェーダなマッサージ。

これは、良いです!多分、相当、良いはずです!
ワタシ、5年くらい前に一時ハマって毎日のようにやってました。
(当時はその部分まではしてませんでしたが)
めっちゃ気持ちよいのです。
なんというか、、、幸せを感じるのです。不思議な幸福感。
事後のお風呂掃除と、冬場の寒さで中断しちゃいましたが、良いのは知ってます。

また始めてみよう! とりあえず、ごま油買お!

九鬼 太白純正胡麻油 340g

九鬼 太白純正胡麻油 340g

 

 

新しいミシン、そしてミシンカバー。

ミシンを買いました。

 

先日、久しぶりに出したミシンが、

スタートボタンを押しても、「ピッ!」というだけで、動かなくなってしまって、、、

 

修理に出せばいいのか、、、

2、3日悩みましたが、、、

買い替えることにしました。

結婚するときにちょっと奮発して買ったミシン。18年。お世話になりました。

 

で、ネットで色々調べて、選んだのが

シンガーのSC217。

一昨日ポチッて、今日届きました❤️

便利な世の中になったもんだ♫

 

 

早速梱包開いて、、、

白く輝く新品のケースを見て

「まずはミシンカバーだ!」と閃きました。

と言うのも、、、前のが、こんなに日焼けしちゃってたのです。かわいそうに。

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比べると、こんな風。せっかくの新しいミシン、大事に使いたいなぁ、、、と。

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で、、、、作りました。

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あー、布はうちにあった余り布ですので、ひたすら適当です、すみません。

 

 

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後ろにはポケット付き。

附属のワイドテーブルが収納できます。

ついでに同じ布で、フットコントローラー入れ🍀

これに入れて、ミシン真ん中の空間に入れれば、収納もバッチリ👌

 

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適当にサイズ合わせしたので、ちょっとピッタリすぎましたが、まぁいいや。日焼け防止とホコリよけになれば、、、と思ったのですが、

またまた閃きが、、。

 

持ち手部分に、切れ込みを入れました。イメージはボタンホールの拡大バージョン。笑。

 

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こんな感じで、持ち手が出てきます。

 

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普段の収納時はこんな感じで。

 

大事に使おう❤️

新しいミシンさん、我が家にようこそ🍀

 

過去日記2009.9.30 形見の本。

 

 

 

親鸞復興』吉本隆明編集する
2009年09月30日06:22友人の友人まで公開
2 view
(ホントは、レビューに書きたいのですが、この本はすでに絶版なのかな?レビュー検索してもでてこないので、日記に書きます。)

この本は、ワタシの母方の祖母の遺品なのです。
葬儀後、色々と片付けをしてる中にいくつかの本がでてきて、周りには誰も興味ある人がおらず、処分されるばかりだったのでもらってきました。

そして…3年超。
なかなか手にとることができなかったのですが、ようやく一読しました。

なにせ…『親鸞復興』ですよ『吉本隆明』ですよ。タイトルを見ても、著者を見ても躊躇してしまうのはワタシだけではないはず…泣き顔

が、しかし、だのに、
予想に反し、実に…面白かったですわーい(嬉しい顔)

講演録の本なので、話し言葉で書かれており、実によみやすい!

浄土真宗の教えが、すこし分かった気がします。
ほんのちょっとねウインク

でね、この本の第二部が「新新宗教は明日を生き延びられるか」として、幸○の科学、統○教会、オ○ム真理教 について話してるんです。
これが実にオモシロイ。

今でこそ、へぇ、で流されちゃうかもしれませんが、何せこれ14年前の本ですよ。多分、批難反論轟々だったろうなぁ。

前書きで「わたしが書いた文章は確かな考え方で公開された文章だから、どこからの転用も全く自由であり、望むところでもある。そしてこのことをもとにしたわたしにたいするデマゴギーの醸成を許さない。わたしはいつもわたしの見解以外を述べたことがない。…」とあります。

かっこいい目がハートぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

てことで
星星星星星 であります。

過去日記2009.9.16 これも読書?。

 

 

 

立ち読み編集する
2009年09月16日01:54友人の友人まで公開
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今どきの本屋さんは、椅子を置いているところが多い。
気になる本を見つけたら、購入をじっくり検討しながら、座り読み…
なんてことも少なくない。

昔から本屋が好きで
時間さえあれば、寄って立ち読みしていた。

記憶の中に鮮明に残っているのは高校時代。
南富山の駅前の一番端っこの方、今川焼き屋の向かい側に小さな本屋さんがあって、ワタシのお気に入りの場所だった。

図書券だったり現金だったり、とにかく予算は1000円。
当然ハードカバーなんかは見向きもせずに、文庫オンリー。
今月の新作から一つ、前から気になっていたものから一つ。
当時、文庫が1冊340円から380円くらいだった。
2冊選ぶと、700円前後になる感じ。
で、その、例えば720円だけを払えばいいのに、のこりの280円で買えるあと1冊をさがして、値段だけで買うということを繰り返していた。
たいていの場合300円以下はいわゆる名作文学系で、漱石、鴎外、三島、太宰 などなど。
そういう意味では、全く金額合わせで選ばれたもののほうが、はるかに質が高かったとも思う。

それにしても1000円で随分買えたなぁ。

今は、なんだか、出版されるスピードも速くて…
しかし中味は………?と思うものも少なくない。
再読するとは思わないような薄っぺらな内容で、なのに、値段は倍どころではなく……

だから、時間があれば、昔より熱心に立ち読みに耽ってみたりする。

今日は結局2冊読了してしまった。
迷惑な客ですな…

しかもそれでレビュー書いてるんだから、ますますもってタチが悪い(笑)。

皆様も
立ち読みはほどほどに。

過去日記2009.9.14 整理。

 

 

とうとう…編集する
2009年09月14日12:22友人の友人まで公開
1 view
今まで

棚上げし、
忘れたふりをし、
意識にいれないようにし、
べつにいいじゃないかと言い聞かせていた
タブーゾーンに手をつけました。

それは、
クローゼットにしまわれたままのスーツや季節の衣類たちの整理。

きっかけは、来月にある結婚式に着るつもりのワンピースをさがそうと思ったから。

改めてクローゼットをみてみたら、その窮屈さが目に余り…
これは、ようやく、思い切るチャンスなのかと、重い腰をあげました。

まぁ、でるわでるわ、我ながら唖然。

例えば。。。

いつつけたシミだかわからないものが浮いたチェックのスーツ。

目の覚めるような深紅のツーピース。

金ボタンでダブルな黄色いジャケット。

20歳の時の急な不幸事で間に合わせに使って以来二度と腕を通さなかったフォーマル。

本体がどこへいったのがわからないダウンジャケットのフード。

大学卒業前の冬に買ったスキーウェアのパンツ(ハイウエストでジョッパーズスタイル)。

使いすぎてグレーに色あせしたブランドものの黒バッグ。

今より10キロ以上痩せていたころのトロピカルでハイレグな水着。

……………泣き顔泣き顔泣き顔

当時4万もはたいて手に入れたジャケットも、今となっては笑えないジョーク。
こんな肩パッドじゃ外に出れない…


いい加減にしろワタシ。
今やらないと、また10年手付かずで溜め込むことになるぞ………

自分を叱咤し、作業。作業。

もちろん、ただやみくもに捨てるのではなく、いろんな確認をしながらの作業なんだけど…


手放すことって、なかなか難しい。

知らず知らずのうちに、握りしめていたものって、こんなに大きかったんだ。


それでも、何かを手放すことで、新しく手にはいるものだってあるはず。

少なくとも、
ある種の爽快感と。
クローゼットの隙間。

閉塞していたところに、新鮮な空気が吹き込んだことは事実です。

古事記に親しむ旅~大和編~1日目③

大神神社をあとにして向かったのは箸墓古墳

我が国最古級の陵墓なのだそうです。

前方後円墳。うーん、空からみてみたい。

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卑弥呼の墓ではないか、とか、いろんな言い伝えがあるようですが

宮内庁が管理し、大市墓、倭迹迹日百襲姫命やまとととひももそひめのみこと のお墓とされています。

大物主さまの奥さまなのだそうです。

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御陵参拝は初めてでした。

こちらは、3世紀の成立とされています。

すごいよねー、ざっと1700年以上ですよ。

 

ここを含め、124代の天皇陵ほか、きっちり管理されているんですねー。

-天皇陵-

 

いつか、武蔵野陵にもいってみたいなぁ。

昭和大帝。

「あっそう」をもう一度聞いてみたいなぁ。

 

 

古事記に親しむ旅〜大和編〜1日目②

大神神社さま。

正式参拝の儀を終えて、

拝殿横の廊下から、重要文化財「三ツ鳥居」を見せて頂きました。

(写真はHPからお借りしました)

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三兄弟で肩を組んだような鳥居。

ご神体の三輪山には3つの磐座があり

上から順に大物主さま、大国主さま、少彦名さまがお祀りされているそうで、その三柱が仲良く肩を組んでいるかのようでした。

 

そのあと参集殿に入れていただき、ご神職が神社の由緒や古事記との係わりをご説明下さいました。本場ゆえかしら、古事記への愛があふれるようなお話でした。

大物主さまのお話は、ねぇ!ちょっとぉ?と声を上げたくなるエピソードが。。。そういうのを、本に書いて大事に伝えてきてるのも またをかし。

 

古くて立派なお社なので、周囲には摂社も見どころも沢山あって、本当ならたっぷり半日がかりでゆっくり観せていただきたいところですが、そうもいかず、一番大きな摂社の狭井(さい)神社だけ、ご案内いただきました。

病気平癒の神社だそうで、薬売りの地富山からの私たちにはぴったりかも。

写真撮り忘れましたが、拝殿左手奥にお水を頂けるところがあります。ものすごく柔らかくって美味しいお水でした。近くだったら汲みにいきたい!

 

そして最後にご神職が案内してくださったのが展望台。

グデグデになりそうになりながら、段をのぼり

視界がひらけると、、、、、奈良の盆地が一望できるのです。

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見事な天使の梯子

歓迎されているなぁ、と。。。嬉しい気持ちになりました。

 

やまとは 国のまほろ たたなづく 

  青垣 山隠(やまこも)れる やまとしうるはし 

 

倭建命ヤマトタケルノミコトの御歌です。

大和に帰る途中の旅の中で命を落とした倭建命、望郷の歌と伝えられています。

きっとこの風景を、思い描いていらっしゃったのでしょうね。