古事記に親しむ旅~大和編~序
大和国(奈良)に行ってまいりました。素敵な素敵な旅でした。
はぁぁ。しあわせ~。。。
ちょっと振り返ってみたいとおもいます。
2011.3.11
あの極限状態での秩序と譲り合いに、世界中が驚嘆したと言います。
とは言え、日本人なら自然な姿。
何をそんなに…と思う気持ちもありました。
「え?そうなの?日本人ってスゴイの?」
そう思われた方も多かったのではないでしょうか、ワタシもそうです。
その後、日本を見直そう、の動きが大きくなってきました。
本屋さんでは、日本を称賛する海外の声を紹介した本たちがずらりと並ぶようになりました。歴史本も沢山。古事記・日本書紀などを紹介する本も多くなりました。
竹田恒泰氏「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」
これ、ベストセラーになりましたね。
衝撃的なタイトルで、、、やられました。読みました。泣けてきました。
これ読んで、日本人なら古事記を読まにゃいかんのだ!と思わされました。
とは言え、とっかかりがない・・・何やら難しそうだし、、、
と思っていたら、また竹田氏がやってくれました。
青い方は、けっこう真面目に、ていねいに現代語訳されています。
でも、面白いのは断然オレンジです。めっちゃ笑えます。
ゲラゲラ笑いながら、うちらのご先祖さまたちは、こんなことをしてたんか!と思います。
そんなこんなで古事記に興味をもったワタシ。
いろいろ見ていたら、地元の神社さんで、古事記を読む会をしてらっしゃるではないですか♡
へぇぇ~、行きたいなぁ、でも途中から参加だと中途半端だしなぁ・・・
と思っていたら、
月に1回・約3年かけて読む企画が一巡し、2クール目の募集が目に留まりました!
これだ!!
ということで、昨年の春から、参加させていただいております。
「古事記に親しむ」
音読するんです。古事記を。
口が回りません。
長い長い神様の名前、読めません。 (ふりがなふってあっても、笑)
舌を噛みそうになります。
古臭い言い回し、良く分からん単語、いっぱい出てきます。
でも、なんか、楽しいんです。
みんなで声を合わせて、本を読むなんて、何年ぶりのことでしょう。
最初はどこで切って読めばいいのかも分からなかったのが
だんだんと見当がつくようになってきて
古文のリズムみたいなものが、自分の中に馴染んできて
語句の解説をしてもらえると、ふんふん、と意味がわかるようになってきて
そうすると、
1300年も前に書かれたことが、今も息づいていることに
改めてビックリします。
ここに書かれたエピソードから、その場所が、今も同じ名前をもっていたり
その子孫の方々が今も宮司さんとしてお祀りをなさっていたり
しきたりや舞が今も変わらず伝わっていたり
素敵じゃないですか?
行ってみたくなりませんか?
ということで、企画されたバスツアーに参加してまいりました♡
奈良は、中学の修学旅行以来でした。
大仏と奈良公園の鹿 覚えているのはそれだけで。
でも、今回はそこはカスリもしません。笑。
一度行ってみたいなぁ、と思いながら、
なかなか自分では尻が上がらなかったところばかりで
めっちゃ楽しみでした。
そんでもって、期待以上の、思いもかけない、アメージングな旅でした。
~~~続く