過去日記2015.4.27 ②
観光考
外国語で言うと…
tourism(英)
touriste(仏)
turismo(伊)
仏蘭西語やら伊太利語やら、読めませんけど(笑)
字面はよく似てる。
つまり、旅行すること、ですね。
でも、旅行は 旅に行くこと。
旅行という言葉とは別に「観光」という言葉がある。
じゃあ、「観光」ってなんなの?って話です。
観 というのは 観察 のように
興味をもって何かを眺めるという意味。
漠然と見るのではなく、注意深く観る。
では、光を観る の 光 とはなんぞや?
ウィキなんかを見るといろいろ解説があるのですが
ひとつ お! と感じたのが
国の光 = 文化 というフレーズ。
いつも師匠から教えて頂くのは 光 = 純粋なエネルギー ということ。
何かを成したいと、研鑽し切磋琢磨し高めていく その結果として文化が生まれるなら
そこにあるのは 高めようと注がれたエネルギーの塊 = 光 なのかもしれません。
仏像や 庭園や 絵画や 織物や お料理や その他あらゆるものが 光 なのかな。
光を観る つまり エネルギーに触れる
そして触れた自分が高まっていく
それが観光の本質なのかなぁ、と、思った次第です。
うーん、日本語ってすごいね。