古事記に親しむ旅~大和編~1日目①
7:30にバスが出発し
途中休憩、昼食をとって、14:00頃に到着しました。
大神神社。おおみわじんじゃ。
と書いて、みわ、と読ませるのは 他にもあるのでしょうか?
お山自体をご神体として祀っている有名な神社です。
宮司さんから教えていただいたのですが
日本では 神社、といえば 大神神社。
神宮、といえば 伊勢神宮。
大社、といえば 出雲大社。
古墳、といえば、箸墓古墳。 なのだそうです。
個人的には、むかーし読んだコレ、
三輪山の伝承をモチーフにした小説で、怖いけど面白かったのです。
(え、やだもう、20年も前の小説なんだね)
ハードカバーで持っていたんだけど、誰かに貸したまま、行方不明だなぁ。
そうしてまた買いなおして、我が家の本は増えていくのです、笑。
遠くからも目立つ、32mもの大鳥居。
そこから徒歩15~20分で、お社の下の二の鳥居に着きます。
思わず、わぁー、と声が上がる。テンションも上がる!
手水舎には、ヘビさん。
さすが、大物主さま。
私たちは、宮司さん率いる旅で、正式参拝なので
ぐるりと廊下を回って、拝殿まで進みます。
いつもなら他の観光客さんとおんなじで、
拝殿を奥に眺めながらお賽銭を投げるのですが、今日は違う。
さっきまでダラダラ上り坂を歩いてきて、かなり暑かったのに
中はなぜかひんやりしている。すごく気持ちが良いのです。
祓詞を奏上してくださり 修祓(左・右・左、のアレね)
代表者が榊を供え、みんなで二礼二拍手一礼。
そのあと、綺麗な衣装をつけた巫女さんが、鈴を鳴らして下さって。
りんりんと軽やかな鈴の音がまたなんとも良いのです。
拝殿を出、直会のお神酒も頂いて、、、
これが正式参拝なのね~。。。ありがたや~。。。
拝殿の中央、真正面の奥にも扉がひらいていまして
ご神体であるお山からの風が吹き下ろすのです、と、、、、
手前側の廊下にいた私たちにも風が吹いてきました。
それはそれは清浄な、爽やかに涼しい風で、、、
神の息吹、という言葉に、素直に頷けました。
忘れがたい風でした。